今回は、法曹を目指す方なら読んでおくべき!?小説をご紹介したいと思います(偉そうにすいません^^;)。 特に、刑事司法に関心がある方にお勧めなんですが(既に読まれた方も多いと思います)、純粋に読み物としても大変面白いと思います(ちなみに、私は男のくせに大泣き)。 ◆半落ち この小説は、一つの嘱託殺人事件をめぐり、犯人と、犯人を取り巻く刑事、検察官、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官それぞれの思い・葛藤・行動が描かれている作品です。 私を含め、皆さんが目指している職業が勢ぞろいしているところも感情移入を誘うと思いますが、それぞれの仕事のディテールまで書き尽くされた文章は、著者が新聞記者時代に培った取材力とは無縁ではないと思います。 話題になった映画「それでもボクはやってない」も、刑事司法の現実をリアルに描き出していると思いますが、この本も参考・勉強になる点が多いと思います。 タイトルにあるとおり、犯人は「半落ち」の状態なんですが、犯人が「半落ち」せざるを得ない事情・背景が、様々なドラマを生み出します。。。 ちなみに、、、 「一つぐらいは自慢話を持っていたい―」。 最終盤に出てくるこのフレーズが、私は大好きです。 刑事司法を志している方が読むと、志望動機がより堅固になり、勉強意欲も湧いてくるのではないかと思います。 警察小説の名手、横山秀夫が著したこの小説は、寺尾聰主演で映画化もされています。 |
時間を見つけて、随時ロースクール指定の教材や、学生の間で使われている教材を紹介していきたいと思います。 まず第一回は、夏学期の必修で唯一の4単位科目(週2回授業)、上級刑事訴訟法の指定教材(07年度)をご紹介します。 ケースブックというだけあって、数多くの判例と、それに関連した設問が掲載されています。 で、注目したいのは執筆陣。 東大ロー(法学政治学研究科)の井上研究科長を初め、試験委員の酒巻、長沼、大澤各教授ら豪華な顔ぶれとなっています。 なので、このケースブックに掲載の設問に示された問題意識というのは、今後の新司法試験にもつながるんじゃないか!?と、勝手に期待しています 笑 ただ、です。 ある意味非常に重要な点なんですが、このケースブックには解答は載ってないので、独学で解いていくのはかなり困難というか、それができてしまう方はもう十分、刑訴に関しては司法試験の合格レベルに達していると思うので(もちろん解答可能な設問が多いんですけど、やはり独学では疑問が残ってしまう点があると思います)、いずれにしろ、自習用には使わないほうが無難だと思います^^; なので、授業で指定でもされない限りは、買わないほうがいい、と私は思うんですが、アマゾンのレビューでは答えは各種文献に当たれば発見できるので、問題集としても使える!という意見も載ってました。 そこは判断の分かれるところだと思います。 ちなみに、目前に迫った定期試験対策に、私はこの本と格闘中です。 機会をみて、上級刑訴対策に使われている本も紹介できればと思います。 ではでは〜 |
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